39メールのポイントは?

39メールは、学校・PTA・各種スクール・コミュニティ団体向けのメール配信サービスです。

主に、連絡網としての役割を果たし、緊急時の連絡や活動報告などが管理者から登録者にリアルタイムで一斉送信されます。学校コースでは、無料・有料・コミュニティーコースの3種類が用意されており、コースによって対象者や使える機能が異なります。学校コースとは別に、飲食店や美容院などでも導入できる一般コースもありますが、この記事では学校コースについて解説をしていきます。

 

・各コース共通機能

会員登録は、空メールの送信かQRコードを読み込んで設定を行います。どのコースも配信数は無制限で、広告画面は入りません。

基本機能として、予約配信機能・画像添付(5枚まで)・デコメール・履歴の確認(10件まで)が使えます。

 

・各コースの違い

ー学校無料コース (完全無料)

全ての教育機関対象。登録者数は1000件まで。グループ配信は不可で、学校から全ての保護者を対象にメールを一斉配信します。

 

ー学校有料コース (11,000円/年)

教育機関、各種スクール、スポーツ団体などが対象。1000件×10グループ作成可能なので、学年別など登録したグループ毎に選択してメールを配信できます。オプション料金を支払うことでグループの増設が可能です。

基本機能に加えて、アンケート配信・安否確認機能・次年度へのデータ引き継ぎ・PDF添付・定期配信・開封確認・メールアドレスのダウンロードなどが行えます。

 

ーコミュニティーコース(11,000円/年)

卒業生や地域のコミュニティーが対象。内容は学校有料コースと同じです。

 

 

・導入のメリット

不審者情報や災害時など、緊急を要する連絡が短時間で伝達出来たり、写真を添付して配信することで学校の活動報告なども行う事ができます。有料コースでは、メールを読んだ人を確認できるので、未読の方には別の手段で連絡するなど伝達漏れを防ぐ事ができます。また、次年度へのデータ引き継ぎを使う事で進級時にはスムーズにグループの移行が行えます。

 

・問題点と解決法

保護者のスマホで知らないうちに迷惑メールの設定が行われていたり、またその解除方法が分からない事が原因で、メールが届かない事例が口コミで見受けられました。そんな方は専用のアプリをダウンロードする事で、アプリ内でメールを確認することができます。しかし、アプリの利用は、有料・コミュニティーコースのみで、どちらも100件までと決められるので注意が必要です。

 

・おすすめの使い方

アンケート配信や条件指定配信など、少し操作の難しい機能があるので、パソコンやスマホに詳しい方を複数人入れて運営する事を39メールではおすすめしています。90日間のお試し期間があるので、不安な方は活用し練習しておくといいでしょう。

 

・気をつける点

各学校1契約までと定められています。また、PTAが契約者になることは可能ですが、PTAのみ・教職員のみ・自分の担当するクラスのみでの契約は、一般コースになるなど、対象者によって選べるコースが決められています。

機能一覧

保護者連絡登降園管理出退勤管理指導案作成保育ドキュメンテーションシフト作成
請求管理写真販売給食管理園バス位置情報管理ホームページ作成LG-WAN対応

セキュリティについて

39メールホームページに記載があるので転記します。

・データーセンター利用

・ファイヤーウォール利用

・メールサーバーへの不正接続は自動遮断

・各種セキュリティパッチの実施

・ログを監視,分析し、疑わしいアクセスはブロックするよう調整

 

サービス開始(2004年)から大きなトラブル (データ喪失 , 情報漏洩 ) はありません

料金プランは?

学校有料コース 初期費用 完全無料 利用料金 10,000円/年間 (税込 11,000円)

編集部よりコメント

自身も迷惑メール設定の解除に苦戦し、上手くできなかった経験があるので、解決策であるスマホアプリの登録が100件までと制限があるのがもったいないと感じました。ですが、緊急時の連絡や安否確認が一斉に行えるのはとても便利ですし、安全な学校生活の為にもあったらいいなと思うサービスです。また、電話連絡や紙媒体の連絡が減ることで手間やコストの削減にもなるので、導入のメリットは大きいと思います。

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